TEIJIN100周年記念イベント無事に終了
TEIJIN100周年記念イベント監修&セッション登壇、無事に終了しました。
(お世話になった皆さまと)
今回は、「100年後の食の未来」について考えるプロジェクトの監修。
まずは「未来の食べ物」の試作からスタート。参考文献を読み漁り、乳白色のゼリー状のものや、今回採用となった小麦で焼き締めたもの、甘くもしょっぱくも見える、不思議で近未来感のあるテクスチャ、探り探り黙々とひとり孤独な作業でした。 未来の食べ物が決定したら、そこに様々なシチュエーション、様々な情報を付加した上での展示を考え、「味覚以外の情報でどうおいしくなるか」多くの方のご協力の元、実験もさせていただきました。その際に流す映像作りも...
登壇まで本当に本当にたくさんの方に支えていただきました。特に製作チームの方々、一緒に妥協なく進めてくださり、本当に素晴らしい展示になったと思います。当日ブースに並ぶたくさんの未来の食べ物(模型)をみて感無量!夜なべして何日もキッチンに立ったのが懐かしい。 セッションでは、VRの第一人者、東大の廣瀬通孝教授と「食の未来」について、クロストーク。 こちらは全てアドリブで、研究者の思考回路についていくべく久々脳みそフル回転、気持ちよかったです。 普段なかなか考える機会のない食の未来について、食育の観点から想いを巡らすチャンスをいただけて本当によかった。また、たとえ稚拙でも自分の意見をきちんと述べることの意義深さも。 これを今後の仕事に活かしていけたらと思う。 最後に控え室で、廣瀬教授がポツリと悟るように、でもはっきりと産み落とした言葉が忘れられない。 「未来は意思だからね」 本当にその通り。 様々な先端科学技術を抱きつつ、どこに進むかは私たち次第なのだと思う。 未来は明るい、私はそう信じてる!💪